◎マレーシアのボーディングスクールに入学するメリット
2020年11月13日 11時52分
本場英国ではなく、マレーシアのボーディングスクールに子どもを入学させたいと
考える家庭が多い理由はどんなことでしょうか。
①英国よりも学費がやすい
ボーディングスクールでは全寮制になるため、学校での教育(英語力や学力)から
生活指導まですべてのことを養うことができるとされています。
その一方で、イギリスのスクールであれば渡航するだけでも大金がかかりますし、
ボーディングスクールに通うと莫大な費用がかかることから断念せざるを得ない人も多いようです。
そこで注目されているのが、マレーシアにあるボーディングスクールです。
マレーシアのボーディングスクールは、本場イギリスに本校を置く有名校の分校があることから、
イギリスにいるかのような高度な教育を受けることができます。
それに加え、イギリスの学費や寮生活のためのコストが、マレーシアだと3分の2くらいに
抑えることができることも大きなメリットです。
②高校にあがる前なら比較的入学しやすい
マレーシアのボーディングスクールに入学するためには試験を受ける必要があります。
しかし、高校生以上になると明らかにこの入学試験のレベルが上がり、
一定以上の英語力がないとなかなか入学を許可してもらえないことが多いのです。
もし、入学試験に受からなければ、まずは語学学校に通って
英語を習得することから始めらなければならないので時間がかかります。
一方で、中学にあがる前、または中学生になる前であれば、比較的ボーディングスクールの
入学試験が容易であることから、この年齢までに入学を目指すことがベストだといわれています。
そのため、マレーシアのボーディングスクールの多くが、
小学校の高学年くらいの年齢から受け入れを始めているようです。
③語学力や学力だけでないボーディングスクールの文武両道精神
ボーディングスクールに通い卒業するころには、
日本の大学の一年生や二年生レベルの学力を身につけているといわれることがあります。
全寮制のなかで常に英語を話しますし、教師の多くがイギリス出身の
ネイティブスピーカーであることも、英語力アップに大きく関係しています。
しかし、ここで注目したいのが、ボーディングスクールでは必ずしも
語学力や学力を向上させることだけが目標ではないということです。
ボーディングスクールの多くは、文武両道を掲げていることから授業では
学問のほかにもスポーツや芸術などの分野も積極的に指導をしています。
どういった能力を開花させるかは子どもによってさまざまなので、一人一人の可能性を損なわないためにも
いろいろな授業を通して個性を引き出し、それを向上させるためのサポートを
24時間体制で行ってくれるのがボーディングスクールなのです。
実際に、スポーツのクラス、芸術のクラスも多いですし、
入学試験では必ずしも語学力だけ合格基準になるわけではありません。
アスリート性やアーティスト性に優れた子どもも積極的に受け入れている学校も多いようです。
④ボーディングスクールでは少人数制が基本
マレーシアにある本場英国の分校ボーディングスクールでは、「少人数制」というクラス編成をしています。
少人数制であることから、徹底した指導を受けられるのもとても大きな魅力です。
高い学歴をもつイギリス人講師が生徒一人一人の個性を見極めて、適切な指導を行います。
クラスでは、よく生徒同士のあいだでディスカッションという時間が設けられることから、
いろいろな考え持つ人がいるという多様性、さらには自ら考え発言するという
自主性や幅広い世界観を養うためにも非常に効果的です。
⑤大学進学率が非常に高い!
マレーシアのボーディングスクールに子どもを通わせたいという保護者のなかには、
最終的な目標がマレーシアの大学への進学ということも多いようです。
マレーシアの大学は3年制であり、欧米の大学と提携して
ツイニングプログラムというシステムを採用しています。
このシステムを利用すると2年はマレーシアの大学で、1年は欧米の大学に留学することで
欧米の大学を卒業したという学位を取得することができるのです。
こういった大学に進学するためにも、ボーディングスクールという高度な学習を受けられる学校に
子どもを入学させたいと考える家庭が増えているのです。
⑥ボーディングスクールは高度な学習に加え施設も一流!
24時間体制で子どもを受け入れているボーディングスクールでは、もちろん高度な学習を受けられる
という魅力がありますが、それ以上に驚くのはその「施設の素晴らしさ」です。
文武両道を掲げているボーディングスクールだからこそ、広大な敷地を誇り、
学習をする教室以外にもトレーニング設備やアートセンターなどが装備されている学校もあります。
マレーシアのボーディングスクールに通う生徒の多くが、全寮制で生活をともにすることから協調性や多様性、
さらには自主性を自然と身につけられるようになるようです。
⑦ボーディングスクールを体験することもできます!
マレーシアのボーディングスクールではサマースクールを定期的に開校しているため、
短期間で学校の生活や暮らしを体験できます。2週間から1か月など、期間もいろいろと選ぶことができます。
日本の学校が夏休みに入っているときにサマースクールに参加して、
子どものその場の雰囲気を経験させるのも一つです。
子どもの順能力は早いので、まったく英語が話せなかった子どもでも早ければ数週間、
長くて3か月ほどでボーディングスクールの授業や生活に慣れてくるといいます。
⑧マレーシアのボーディングスクールは全寮制なので安心!
マレーシアのボーディングスクールに子どもを通わせることは、
単身で留学させることの不安を解消してくることからも魅力的です。
常にだれかがいる環境で生活することで協調性が生まれますし、
ここで一緒に生活した友だちとは一生の付き合いができることも大きなポイントです。
寮生活では、1部屋に封数名の生徒がいっしょに生活するようになりますが、
不安なときには兄弟を同じ部屋にすることもできる学校もあるので、
いろいろを研究しながら最適な方法を見つけだすことが大切です。